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災復含め1280億程度/本紙集計 翌債分の開札が本格化/開発局 3次補正現年分工事費
2021/03/03付 DOTSU-NET NEWS
2020年度第3次補正予算の現年分に基づく開発局の工事費は、災害復旧費を含め1280億円程度となる見通し。本紙集計によるもの。事業費に占める工事費の割合は9割超となる。現年補正の翌債対象工事の開札は、今月から本格化する。明許繰越工事についても入札公告を開始しており、4月以降、順次、開札が進む見込みだ。20年度第3次補正予算における全道10開建の予算は、総額で1204億6700万円を計上。勇払東部地区の災害復旧費についても、158億4500万円を措置した。災害復旧を含めた総額は、1363億1200万円となっている。
発注見通しの工事規模などの情報をもとに本紙が集計したところ、20年度第3次補正予算に基づく現年分の工事費は、災害復旧を含め、事業費全体の9割超を占める1280億円程度となる見通し。
翌債対象工事は220件程度、明許繰越対象工事は260件程度の合計480件程度の発注を予定している。翌債対象工事の入札公告は2月から始まっており、今月から開札が本格化する。
工事費を事業別にみると、道路は420億円前後、河川は350億円前後、農業農村整備は360億円前後、港湾・漁港は130億円前後とみられる。
札幌は320億円前後、函館は75億円前後、小樽は100億円前後、旭川は140億円前後、室蘭は260億円前後、釧路と帯広は120億円前後、網走は60億円前後、留萌は50億円前後、稚内は30億円前後となるとみられる。
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