ルーラルエンジニアが首位／２１２社、受注総額９８.８億／本紙集計 発注者支援業務除く／振興局農業２０年１２月末委託業者別受注実績

　道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の２０２０年度１２月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は、４３件、７億６４６９万円を受注した（株）ルーラルエンジニア（深川）。２位以下は、３１件、３億３７２０万円の（株）北海道農業建設コンサルタント（札幌）、１１件、３億２１５５万円の（株）みずほ栄設計（岩見沢）などと続いている。
　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、１９年度補正予算にかかる案件は全額計上した。比較に用いる１９年度実績も発注者支援業務を除き、同じベースで集計している。
　受注業者数は、前年度同期と比べ１社増の２１２社。受注総額は、５.４％増の９８億８０２１万円にのぼった。道内業者の受注割合は１ポイント縮小し、９７.８％となった。
　上位３０社をみると、前年度同期に８位だった内外エンジニアリング北海道（株）（札幌）は５位、２４位だった益村測量設計（株）（網走）は１４位に順位を上げている。
　１社当たりの平均受注額は４.９％増の４６６０万円。平均を上回ったのは、５６社となっている。
　受注額が増加した業者は、皆増を含め１４５社。２倍以上伸ばした業者は１５社だった。２億円以上を受注した業者は２社増の１１社、１億円以上は１社増の３３社となった。