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国営・道営 107地区、2824ha/施工面積過去最大 空知が半数/農地の夏期施工 20年度実績
2021/02/19付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は通年施行制度による農地の夏期施工に関し、2020年度の実績をまとめた。国営分も含め107地区、2824ヘクタールを施工。前年度実績と比べ、地区数は同数だったが、施工面積は国営・道営ともに過去最大となった。振興局管内別にみると、空知が最多の1303ヘクタールで、全体の46.1%を占めている。通年施行制度は、担い手への農地集積率に応じて交付される促進費を夏期施工の調整経費として活用するもの。施工条件の良い夏場の工事が可能となるため、計画的に事業を進めることができる。
制度を創設した14年度に1305ヘクタール、15年度に1470ヘクタール、16年度に1886ヘクタール、17年度に2348ヘクタール、18年度に2483ヘクタール、19年度に2530ヘクタールを施工。順調に施工面積が拡大する中、20年度は2824ヘクタールとなり、過去最大を更新した。
事業別の内訳は、道営が91地区、1454ヘクタール、国営が16地区、1371ヘクタール。道営は経営体が79地区、1379ヘクタール、畑総が5地区、36ヘクタール、中山間が7地区、39ヘクタールで、国営はすべて農地再編となっている。
振興局管内別にみると、空知が地区数、施工面積ともに最多で、54地区、1303ヘクタール。このほか、上川が23地区、766ヘクタール、檜山が3地区、243ヘクタール、後志が11地区、166ヘクタールなどとなっている。
20年度は、春から天候に恵まれ、計画どおり工事が進捗。地元農家も「施工条件の良い夏場の工事が可能となるため、仕上がりが良い」「事業が計画的に実施されている」などと高く評価している。
道農政部では「近年、農作業の大幅な効率化を図るほ場の大区画化整備の要望が多いことから、今後も施工可能期間を確保するため、通年施行制度を活用していく」としている。
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プレキャスト活用へ方針策定/補正予算執行でロット拡大など/開発局・倉内局長が記者会見
2021-02-18付 DOTSU-NET NEWS
開発局の倉内公嘉局長は17日、記者会見を開いた。i―Constructionの推進に向けた取組として、コンクリートの全体最適を図るプレキャストの活用に言及。「対応方針の策定に向け、検討したい」との考えを示した。2020年度第3次補正予算対...対象工事の69% 199件/開発局 札幌開建が最多69件/12月末ICT活用工事実施状況
2021-02-18付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、2020年度12月末におけるICT活用工事の実施状況をまとめた。対象工事の68.6%に相当する199件で実施。前年度同期と比べ、実施率で11.5ポイント上昇、件数で59件上回った。開建別にみると、札幌が69件、函館が33件などと...21年度表彰枠拡大/工事 実施件数の10%程度に/開発局 i―Con奨励賞
2021-02-17付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、建設現場における生産性向上にかかる取組をさらに推進すべく、i―Con奨励賞の表彰枠を拡大する。2020年度は工事等10件程度としていた表彰枠を、工事はICT活用工事とBIM/CIM活用工事を足した実施件数の10%程度、業務は総発...首位は宮坂建設 111億/本紙集計 10億以上は63社/開発局 12月末工事業者別実績
2021-02-17付 DOTSU-NET NEWS
開発局の2020年度12月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、室蘭、釧路、帯広の4開建で28件、110億8109万円を受注した宮坂建設工業(株)(帯広)。道内業者の受注シェアは89.9%で、前年度同期比2.2ポイン...首位はドーコン 11億/発注者支援除く総数 351社260億/建管発注 12月末委託業者別実績
2021-02-16付 DOTSU-NET NEWS
建管の2020年度12月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は10建管から112件、10億7195万円を受注した(株)ドーコン(札幌)。2位以下は、129件、10億6285万円を受注した(株)シン技術コン...債務負担行為を活用/新年度 土木部所管4件試行/発注業務の履行期限平準化で札幌市
2021-02-16付 DOTSU-NET NEWS
札幌市建設局土木部は、委託業務の履行期限平準化に向け、2021年度当初予算において債務負担行為を設定する。21年度は土木部所管の設計業務4件で試行。現時点では、9月ころに発注作業を行い、22年6月ころを履行期限に設定する計画だ。 現在、土...積雪寒冷地考慮し検討/浅層埋設など効果検証/道建設部 無電柱化低コスト手法
2021-02-15付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2018年度から進めている無電柱化低コスト手法導入に向けた取組状況をまとめた。国土交通省が定めた「道路の無電柱化低コスト手法導入の手引き案Ver.2」を踏まえ、小樽建管管内などで角形FEP管(波付硬質合成樹脂管)や、浅層埋設な...12月末現在で7件/本紙集計 前年同期比10件減/開発局発注の低入札落札業務
2021-02-15付 DOTSU-NET NEWS
開発局の2020年度12月末建設コンサルタント等業務で、低入札価格調査基準価格を下回って落札(以下、低入札落札)した件数が、本紙集計でまとまった。前年度同期と比べ10件減の7件。基準価格が設定された競争入札全体に占める割合は、0.5%で、...