首位は宮坂建設 １１１億／本紙集計 １０億以上は６３社／開発局 １２月末工事業者別実績

　開発局の２０２０年度１２月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、室蘭、釧路、帯広の４開建で２８件、１１０億８１０９万円を受注した宮坂建設工業（株）（帯広）。道内業者の受注シェアは８９.９％で、前年度同期比２.２ポイント拡大した。
　設計変更を含まない速報値。１９年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２０年度支払分を計上した。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに配分した。
　受注業者数は、前年度同期を２社下回る６７０社。受注総額は、１％減の２８０８億３５００万円。１社当たりの平均受注額は、０.８％減の４億１９１６万円。１０億円以上受注したのは、前年度同期と同数の６３社、５億円以上は３社下回る１５４社、３億円以上は５社下回る２５３社。
　首位は宮坂建設工業。２８件、９１億８３４５万円を受注した（株）中山組（札幌）、２１件、５３億９５５１万円を受注した岩倉建設（株）（本社・札幌、本店・苫小牧）と続く。
　前年度同期に３４位だった（株）橋本川島コーポレーション（旭川）は２２位、３６位だった飛島建設（株）（東京）は２３位、３７位だった（株）上田組（標津）は２５位、４５位だった大北土建工業（株）（富良野）は２８位、３１位だった三共舗道（株）（札幌）は２９位、１１６位だった（株）荏原製作所（東京）は３０位に躍進した。
　前年度同期と比べ、受注額が増加したのは皆増含め４０５社。皆増は６８社。皆増を除き、受注額を２倍以上伸ばしたのは４５社。受注額が減少したのは、皆減含め３３２社だった。