首位はドーコン １１億／発注者支援除く総数 ３５１社２６０億／建管発注 １２月末委託業者別実績

　建管の２０２０年度１２月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は１０建管から１１２件、１０億７１９５万円を受注した（株）ドーコン(札幌)。２位以下は、１２９件、１０億６２８５万円を受注した（株）シン技術コンサル(札幌)、１０１件、１０億５５８６万円を受注した（株）シー･イー･サービス(札幌)などと続いている。
　設計変更を含まない速報値。１９年度の補正予算にかかる案件は全額を計上した。ＪＶの受注額は、出資比率に応じ構成員ごとに加算。１９年度についても、発注者支援業務を集計から除き、同ベースで比較している。
　受注業者総数は、前年度同期と比べ２社減の３５１社。受注総額は、２.６％減の２６０億３０４万円にのぼった。１社当たりの平均受注額は、２.１％減の７４０８万円。道内業者の受注割合は、０.６ポイント上昇し２５３億４７２１万円だった。
　前年度同期は上位３０位圏外だった（株）エコテック（札幌）は２５位、（株）アクアソーケン（札幌）は２７位、（株）タナカコンサルタント（苫小牧）は２８位に順位を上げている。
　５億円以上を受注したのは１社増の１７社、３億円以上は３社減の２０社、１億円以上は６社減の４９社。前年度同期と比べ、受注額が増加したのは皆増を含め１７４社で、２倍以上に増えたのは１１社だった。