中山組が首位 １２０億／本紙集計 １０億以上は１２１社に／主要発注３機関 １２月末工事受注実績

　開建、建管、振興局農業の主要発注３機関における１２月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、開建で２８件、９１億８３４６万円、建管で６件、１６億８４６万円、振興局で６件、１１億８９００万円の合計４０件、１１９億８０９２万円を受注した（株）中山組(札幌)。１０億円以上を受注した業者は、前年度同期と比べ１社上回る１２１社。５億円以上は８社上回る２７５社、３億円以上は６社上回る４０３社だった。

　設計変更を含まない速報値。１９年度ゼロ国債、翌債、補助ゼロ道債、ゼロ道債は全額、長期国債は２０年度支払分を計上。ＪＶ受注は出資比率に応じて構成員ごとに加算した。
　受注業者数は、前年度同期と比べ、２％減の１２４７社。受注総額は０.５％減の４６７２億１３００万円だった。１社当たりの平均受注額は１.６％増の３億７４６７万円となった。道内業者の受注シェアは、９３.１％となり、１.５ポイント拡大した。
　首位は中山組。２位は２９件、１１４億１１７３万円を受注した宮坂建設工業（株）（帯広）、３位は２８件、６２億３１３４万円を受注した岩倉建設（株）（本社・札幌、本店・苫小牧）だった。
　前年度同期に７２位だった（株）草別組（岩内）は２１位、３５位だった大北土建工業（株）（富良野）は２２位、３２位だった（株）上田組（標津）は２５位、５３位だった藤建設（株）（稚内）は３０位に躍進した。
　前年度同期と比べ、受注額が増加したのは、皆増含め７３２社。皆増は１３１社だった。皆増を除き、受注額が２倍以上となったのは９４社に。一方で、受注額が減少したのは、皆減含め６６５社だった。