事業費１.５%増７０３５億／直轄４０５６億、補助２９２０億／１６ヵ月予算は９２０４億／２２年度道開発事業費予算案 事業費ベース

　２０２２年度政府予算案に基づく道開発事業費における事業費ベースの予算額は、前年度当初比１.５％増の７０３４億７０００万円となった。直轄は０.６％減の４０５６億２８００万円、補助は２.６％増の２９２０億１４００万円を計上。２１年度補正予算を含めた１６ヵ月予算ベースでみると、９２０４億２００万円となった。

　事業費ベースの予算額を事業別にみると、道路環境整備を含む道路は、２.５％増の２６４１億１０００万円、都市水環境整備を含む治水は３.３％増の１０３０億円、農業農村整備は０.５％増の９７２億２８００万円を計上した。　
　直轄をみると、道路環境整備を含む道路は０.３％増の２１２２億６３００万円、治水は３.４％減の８５２億９３００万円、農業農村整備は０.５％増の５９８億１９００万円となった。
　補助をみると、社会資本総合整備が７.５％減の１１０３億７５００万円。社会資本整備総合交付金、防災・安全交付金ともに個別補助にシフトしており、通常の補助事業を加えると、横ばいとなっている。
　国費ベースでみると、直轄は１.７％減の３９５１億９３００万円、補助は１.６％増の１５３５億２２００万円となっている。
　なお、空港は、直轄・補助に分類できない北海道空港整備事業資金貸付金があることから、合計と内訳が一致しない。
　１６ヵ月予算ベースでみると、４.６％減の９２０４億２００万円となっている。