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22年度から全道展開/実施ほ場確保へパンフレット作成/道農政部 畑地帯での夏工事の取組
2022/01/31付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、畑地帯における夏工事の取組を拡大する。これまではオホーツクと十勝のみでの試行にとどまっていたが、働き方改革のさらなる推進や業界における資機材・労働力不足に対応するため、2022年度から全道展開するもの。取組の拡大に向けては、夏工事の効果などをまとめたPRパンフレットを作成。継続地区および新規地区の農家への説明などに活用し、夏工事が可能なほ場の確保につなげていく。畑地帯における夏工事の取組は、19年度に策定した「働き方改革に対応した業務改善プログラム」に基づくもの。具体的には、促進費を活用する通年施行制度の導入にとらわれず、地元関係者の協力を得て施工時期を平準化。現状、秋まき小麦の収穫後に集中する施工時期に関し、その一部を降雨の少ない夏期に前倒す形で平準化を図る。
初年度の20年度は、十勝のみでの試行となったが、21年度からはオホーツクにも拡大。21年度の実績は、十勝が9地区、125ヘクタール、オホーツクが5地区、34ヘクタールの計14地区、159ヘクタールだった。
試行後には、効果検証や今後の取組に役立てていくことを目的に協力農家と工事受注者向けのアンケート調査を実施。農家からは、耕起の作業効率や、工事品質の満足度などの項目で高い評価を得たほか、受注者からも「下請業者が確保しやすいため、秋施工よりも余裕を持った工程を組めた」などの声が寄せられた。
道農政部では、取組の有効性があらためて確認できたことや、働き方改革のさらなる推進や業界における資機材・労働力不足に対応するため、22年度から全道で夏工事を促進。取組の拡大に向けては、PRパンフレットを作成した。
中では、アンケート調査結果を交えながら、工事品質の向上、耕起の作業効率などといった夏工事の導入効果を紹介。継続地区および新規地区の農家への説明などに活用していく。
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