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工事件数110件前後に/CIM、遠隔臨場大幅増 本紙調査/開発局 22年度港湾等部門発注
2022/01/25付 DOTSU-NET NEWS
開発局の港湾・漁港・空港部門における2022年度発注工事件数は、本紙調査によると、110件前後となる見通し。21年度補正予算を含めた16ヵ月予算ベース。CIM活用工事は前年度と比べ4倍近くの大幅増となる80件前後となるもよう。一方で、週休2日試行は、総発注工事件数の95%を占める105件前後に。前年度と比べ、適用率は12ポイント上昇した。遠隔臨場は、ほぼ全件で適用する見通し。港湾・漁港・空港部門の工事は毎年、前年度の補正予算を含めたベースで120件程度を発注している。22年度は発注ロットの拡大などにより、21年度補正を含め110件程度を予定しているもよう。
このうち、週休2日試行は105件前後で、対象工事の95%となり、前年度と比べ12ポイント上昇。内訳をみると、4週8休型が60件前後、工期指定型が20件前後、荒天リスク精算型と週休2日型は15件前後となるもよう。
生産性向上に関する取組をみると、遠隔臨場は107件となり、適用率は97%に。前年度と比べると、適用率で72ポイント上昇している。件数では77件上回る見通し。
ICT活用工事は、発注者指定と受注者希望型合わせて70件前後と見込まれており、前年度を10件程度上回るもようだ。ICT浚渫、ICT基礎、ICTブロック据付、22年度から新たに試行するICT地盤改良はいずれも10~20件前後となる見通し。
CIM活用工事は80件前後で、前年度と比べ4倍近くの増となる見通しだ。
一方で、業務の発注件数は260件前後となる見込み。CIM活用は発注者指定と受注者希望型合わせて30件程度となるもよう。前年度と比べ18件程度上回る見通し。
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