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道営・団体営5898ha/17~21年度 3.4万haに/道農政部 暗渠排水施工実績中間集計

2022/01/26付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部は、2021年度における暗渠排水の施工実績(中間集計)を取りまとめた。道営および団体営の実績を集計したもので、水田地帯と畑地帯合わせ5898ヘクタールを施工。現在のところ、道営、団体営とも前年度実績を下回る見込みだ。17~20年度も含めた5ヵ年の施工実績については、本紙集計で3万4119ヘクタールに上っている。
 年度ごとの施工実績は、17年度が7743ヘクタール、18年度が7459ヘクタール、19年度が6828ヘクタール、20年度が6191ヘクタールとなっている。
 区分ごとにみると、17年度が道営5396ヘクタール、団体営2347ヘクタール、18年度が道営5568ヘクタール、団体営1891ヘクタール、19年度が道営5359ヘクタール、団体営1469ヘクタール、20年度が道営5193ヘクタール、団体営998ヘクタール。団体営に関しては、減少傾向にある。
 21年度分は最終実績ではないが、道営5156ヘクタール、団体営742ヘクタールの計5898ヘクタールを見込む。これに17~20年度の実績値を加えると、5ヵ年の施工実績は道営2万6672ヘクタール、団体営7447ヘクタールの計3万4119ヘクタールとなる。
 5ヵ年の状況をみると、道営については、通年施行面積の拡大などに伴い、5000ヘクタール超で推移。団体営も含めた全体では、減少傾向が続いており、近年は6000ヘクタール程度の実績となっている。
 大雨や地震などの自然災害が頻発・激甚化する中、農作物を安定的に生産していくためには、暗渠排水などの農地の排水対策が不可欠。道農政部では、今後も必要な予算確保に努め、積極的に整備を進めていく意向だ。

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2022-01-24付 DOTSU-NET NEWS

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2022-01-24付 DOTSU-NET NEWS

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2022-01-21付 DOTSU-NET NEWS

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