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国営・道営 101地区、3083ha/施工面積過去最大 空知が約5割/農地の夏期施工 21年度実績
2022/02/01付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、通年施行制度による農地の夏期施工に関し、2021年度の実績をまとめた。国営分も含めた集計で、101地区、3083ヘクタールを施工。前年度実績と比べ、地区数は減少したものの、施工面積は過去最大となった。振興局管内別にみると、空知が最多の1388ヘクタールで、全体の45%を占めている。通年施行制度は、担い手への農地集積率に応じて交付される促進費を夏期施工の調整経費として活用するもの。施工条件の良い夏場の工事が可能となるため、計画的に事業を進めることができる。
制度を創設した14年度は、1305ヘクタールを施工。以降、15年度に1470ヘクタール、16年度に1886ヘクタール、17年度に2348ヘクタール、18年度に2483ヘクタール、19年度に2530ヘクタール、20年度に2824ヘクタールと、順調に施工面積が拡大する中、21年度は過去最大となる3083ヘクタールを記録した。
事業別の内訳は、道営が83地区、1370ヘクタール、国営が18地区、1713ヘクタール。道営は経営体が77地区、1335ヘクタール、畑総が2地区、5ヘクタール、中山間が4地区、30ヘクタールで、国営はすべて農地再編となっている。
振興局管内別にみると、空知が地区数、施工面積ともに最多で、52地区、1388ヘクタール。このほか、上川が20地区、707ヘクタール、檜山が3地区、229ヘクタールなどとなった。
地元農家は「施工条件の良い夏場の工事が可能となり、仕上がりが良い」と評価。労働力や機械などの面でも工事が効率的に進められることから、施工業者も高く評価している。
道農政部では「スマート農業や高収益作物の導入に向けたほ場の大区画化要望も多く、夏期施工の実施要望も増加傾向にある」と説明。今後も施工可能期間を確保するため、通年施行制度を積極的に活用していく考えだ。
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22年度から全道展開/実施ほ場確保へパンフレット作成/道農政部 畑地帯での夏工事の取組
2022-01-31付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、畑地帯における夏工事の取組を拡大する。これまではオホーツクと十勝のみでの試行にとどまっていたが、働き方改革のさらなる推進や業界における資機材・労働力不足に対応するため、2022年度から全道展開するもの。取組の拡大に向けては、夏...補正含め400件程度か/本紙調査 積極的に適用へ/開発局 22年度ICT工事発注件数
2022-01-31付 DOTSU-NET NEWS
開発局の2022年度ICT活用工事発注件数は、21年度補正予算を含め、400件程度となる見通しだ。本紙調査によるもの。建設現場における生産性向上を図る観点から、要件の合致した工事で積極的に適用するとしている。 開発局は、建設現場の生産性向...首位は中山組 15.4億/本紙集計 3億円以上は110社/建管発注工事 12月末業者別受注実績
2022-01-28付 DOTSU-NET NEWS
全道10建管の2021年度12月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、釧路の2建管から計7件、15億3602万円を受注した(株)中山組(札幌)。2位以下は、3件、10億7423万円の日本高圧コンクリート(株)(札幌)...4.4倍の大幅増84件/開発局 生産性向上に効果/12月末BIM/CIM業務・工事
2022-01-28付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、2021年度12月末段階におけるBIM/CIM業務・工事件数をまとめた。件数は84件で、20年度の件数と比較して4.4倍と大幅に増加。内訳をみると、設計、測量、工事の件数はいずれも28件で、前年度と比較すると、設計は7倍、測量は...ドーコン首位 66億/発注者支援除く 本紙集計/開発局12月末委託業者別受注実績
2022-01-27付 DOTSU-NET NEWS
開発局所管発注業務における2021年度12月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除く集計。首位は、本局と10開建で225件、66億1007万円を受注した(株)ドーコン(札幌)。受注総額は、前年度同期と比べ、10.1%...前年度実績1.8倍、354件/簡易型ICT 5倍超64件/開発局 12月末ICT活用工事
2022-01-27付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、2021年度12月末時点におけるICT活用工事の実施状況をまとめた。全体の件数は、前年度実績と比較して約1.8倍となる354件で実施。対象工事に占める実施率は74%で、前年度実績と比較して6ポイント上昇した。簡易型ICTは、前年...施工者希望Ⅰ型拡大へ/総合評価で加点 普及促進加速/開発局 ICT活用工事の発注
2022-01-26付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、ICT活用工事の発注に当たり、総合評価落札方式で加点する施工者希望Ⅰ型の適用拡大を検討している。本年度の件数40件の倍増以上を目指す方向で調整。2021年度補正予算対象工事から適用する。ICT施工に対するインセンティブを付与する...道営・団体営5898ha/17~21年度 3.4万haに/道農政部 暗渠排水施工実績中間集計
2022-01-26付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、2021年度における暗渠排水の施工実績(中間集計)を取りまとめた。道営および団体営の実績を集計したもので、水田地帯と畑地帯合わせ5898ヘクタールを施工。現在のところ、道営、団体営とも前年度実績を下回る見込みだ。17~20年度...