トップページ >
DOTSU-NET NEWS一覧 >
DOTSU-NET NEWS詳細
評価基準1点刻みに/上位区分新設 8月適用へ/開発局 総合評価工事成績配点案
2022/03/11付 DOTSU-NET NEWS
開発局は10日、オンラインで総合評価審査委員会を開催した。工事では、工事成績配点の評価基準で、現行の4点刻みから1点刻みとする検討案を説明。評価基準ごとの配点も1.5点ごとの加点から0.5点ごとの加点に見直す方針とした。平均点の上昇傾向を踏まえ、81点、82点、83点以上の評価基準も新設する。各企業等の技術力をきめ細かく評価するとともに、上位区分を目指す動機づけにもつなげる考え。8月1日からの適用を視野に入れている。工事成績加点に関する評価基準見直しは、同局の総合評価落札方式創設以来初となる。総合評価落札方式における企業の工事成績評価は、直近過去2ヵ年の平均点を採用。一方で配置予定技術者は、直近過去10年間の任意の一工事における同一区分の成績を求めている。評価基準は企業、技術者とも4点刻みとなっており、企業評価の現状は「76点以上80点未満」に約9割、672社が集中している。
79点台の企業が76点台と同じ加点となっていることから、工事成績配点に関する評価基準の見直しを検討。10日の総合評価審査委員会では現行の4点刻みとする評価基準から、1点刻みとする検討案を示した。
評価基準ごとの配点についても、現行の1.5点ごとから0.5点ごとの加点に見直す。新たな1点刻みの評価基準にすると、79点台が34%、256社、78点台が37%、280社などと分散。従来80点台と79点台では、ゴールドカードを加味すると、1.5点+0.5点の2点差が生じていたが、新たな評価基準では0.5+0.5点の1点差となる。工事成績の評価基準見直しは、企業と技術者双方が対象となる見通し。
若手技術者の活用に向けて技術者の同種実績、成績、表彰を評価から除外するとともに、一定年齢以下を加点する「緩和+年齢評価」を2022年度に20件程度、若手指導のベテラン技術者を評価する「専任補助制度」を10点程度試行する。特例監理技術者・監理技術者補佐の実績を総合評価で加点する取組も4月1日公告分から適用する。
22年度の各種試行工事の方向性をみると、技術者育成型(若手)を360件程度試行。内訳は緩和型310件程度、年齢評価20件程度、同等評価30件程度となっている。チャレンジ型は30件程度、施工計画重視型は170件程度、登録基幹技能者評価型は530件程度、一括審査方式は90組程度試行する。
業務は、総合評価落札方式簡素型、技術者育成型(若手)、一括審査方式、地質調査の総合評価落札方式の試行状況などを確認した。
その他のDOTSU-NET NEWS 一覧
道農政部 畑地帯夏工事22年度計画/5振興局に拡大
2022-03-10付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、畑地帯における夏工事の取組に関し、2022年度実施計画をまとめた。これまではオホーツクと十勝のみでの試行にとどまっていたが、働き方改革の推進などに向けて取組を拡大。22年度は、受益者から理解を得られた5振興局の21地区227ヘ...振興局農業21年12月末委託業者別実績/発注者支援業務除く 209社、受注総額85.4億
2022-03-10付 DOTSU-NET NEWS
道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の2021年度12月末委託業務業者別受注実績がまとまった。 発注者支援業務を除く集計で、首位は45件、6億528万円を受注した(株)ルーラルエンジニア(深川)。2位以下は、23件、2億9966...0.9%減 2298億/札幌市など21市 前年度上回る/道内35市の22年度普通建設事業費
2022-03-09付 DOTSU-NET NEWS
道内35市における2022年度予算案の普通建設事業費が、本紙集計でまとまった。一般会計に占める総額は、負担金と災害復旧費を除き、2298億300万円。前年度と比較して0.9%減となった。一般会計に占める構成比は9.1%で、0.3ポイント縮...森林吸収量の2.4倍/開発局と寒地土研が発表/釧路港藻場創出 CO2貯留効果
2022-03-09付 DOTSU-NET NEWS
開発局と寒地土木研究所は8日、釧路港島防波堤の藻場創出によるCO2貯留効果を発表した。海藻類のCO2貯留、いわゆるブルーカーボンは、試験区間3600平方メートルのうち、少なくとも年間約1.9トンの貯留効果があるとした。森林のCO2吸収量と...静内~東静内 TN2km、8橋/豊似~広尾 9橋最長230m/開発局 社整審で2区間事業化妥当
2022-03-08付 DOTSU-NET NEWS
開発局は7日、札幌第1合同庁舎で社会資本整備審議会道路分科会第30回北海道地方小委員会を開催した。235号日高道静内三石道路静内~東静内間、236号帯広・広尾道大樹広尾道路豊似~広尾間の2022年度予算にかかる新規事業採択時評価を実施。災...22~24年度 18事業に117億試算/野付崎12億、飛仁帯9億等/道建設部 海岸の社会資本総合整備計画
2022-03-08付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2022年度から24年度までの海岸事業における社会資本総合整備計画をまとめた。計画には18事業を盛り込んでおり、全体事業費として117億円を試算。主なものでは、野付崎海岸侵食対策事業(標津町・別海町)に11億9200万円、飛仁...首位は中山組127億円/本紙集計 受注総額4646億円/主要発注3機関12月末工事業者別実績
2022-03-07付 DOTSU-NET NEWS
開建、建管、振興局(農業)の主要発注3機関における2021年度12月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、開建で30件、100億3415万円、建管で7件、15億3602万円、振興局で7件、11億7476万円の合計44件、1...DXデータセンター設立/CCMS等集計システム整備/国交省 第2回発注者責任懇
2022-03-07付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は4日、2021年度第2回発注者責任を果たすための今後の建設生産・管理システムのあり方に関する懇談会を開催した。DXデータセンターを設立し、受発注者間で共有・活用するための事業監理に必要なデータを蓄積することを確認。施工データ通...