工事 ７５０件超見込む／本紙調査 業務は１９００件超／開発局 ４月１日付で発注見通し公表

　開発局は４月１日付で発注見通しを公表するもよう。本紙調査によると、工事は７５０件超、業務は１９００件超となる見通し。２０２２年度当初予算分を中心に、２１年度補正予算等に基づく明許繰越分などが含まれるもよう。４月以降も切れ目のない発注が見込まれている。

　２２年度の開発局執行予算は３６１８億３４００万円、２１年度補正予算は８３６億８００万円。２２年度当初予算に２１年度補正予算を含めた１６ヵ月予算ベースでみると、４４５４億４２００万円となっている。
　２１年度補正予算対象案件は順調に執行が進んでおり、翌債分の発注は完了。すでに明許繰越分の発注手続きを開始している。２２年度当初予算案件についても、今後、入札公告等が本格化していく。
　開発局は、４月１日付で２２年度当初予算に基づく工事・業務を盛り込んだ発注見通しを公表する見通し。本紙調査によると、工事は７５０件超、業務は１９００件超となるもよう。
　工事に関しては、４月１日入札公告分から低入札価格調査基準の算定式において、一般管理費に乗じる係数が従来の５５％から６８％に変更となる。このため、入札参加に当たっては留意が必要となっている。