計画段階評価 別保～尾幌など追加／社会資本総合整備３６９億増／２２年度 開発局関係予算

　開発局は２５日、２０２２年度関係予算を発表した。計画段階評価を進めるための調査区間として新たに道横断道別保～尾幌間、道縦貫道中川～天塩間を追加した。一方で、補助の社会資本総合整備は、全国枠を含め事業費ベースで１４７２億７４００万円を計上。１月の国会上程段階と比較して３６８億９９００万円増加した。
　主な新規事業として、帯広・広尾道大樹広尾道路１２.３キロメートル、日高道静内三石道路８キロメートル、２２９号乙部防災２キロメートル、３８号鎮橋架換、２３７号湯の沢橋架換、苫小牧港東港区浜厚真地区複合一貫輸送ターミナル整備を盛り込んだ。２２９号乙部防災２キロメートルの総事業費には１７０億円を見込む。
　一方で、補助の主な２２年度における道路の開通予定をみると、登別港線蘭法華トンネル０.１キロメートル、きたひろしま総合運動公園線２.８キロメートルの開通、泊共和線１１キロメートルの部分開通を予定している。