公共・小規模治山計７３億／漁場６２億、公共林道２３億／道水産林務部 ２２年度振興局別事業費

　道水産林務部は、２０２２年度当初における公共治山、小規模治山、公共林道、漁場の振興局別事業費をまとめた。２１年度ゼロ国債等を除く集計で、事業費総額は１５９億５２００万円。前年度と比較して８.３％の増となった。内訳は、公共治山が６０億４００万円、小規模治山が１３億３４００万円、公共林道が２３億４８００万円、漁場が６２億６６００万円となっている。
　公共治山は、０.７％増の６０億４００万円を計上。胆振が最多の１３億８５００万円で、渡島が７億２５００万円、上川が４億６１００万円などと続いた。
　小規模治山は、１５.８％増の１３億３４００万円。胆振、日高、渡島、オホーツクの４振興局が１億円以上を確保している。
　公共林道は２.７％増の２３億４８００万円で、日高が４億３４００万円、檜山が３億６３００万円、渡島が２億４７００万円などとなった。
　漁場は、１７.６％増の６２億６６００万円を措置。渡島が最多の１９億４６００万円で、檜山が８億５５００万円、釧路が５億３６００万円などとなっている。
　各振興局では、すでに対象となる工事・委託業務の入札公告等を開始している。