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4週8休以上97%/意識さらに高まり大幅上昇/開発局 21年度週休2日工事達成状況

2022/04/11付 DOTSU-NET NEWS
 開発局の2021年度工事における週休2日達成状況がまとまった。週休2日交替制モデル工事を除く現場閉所型の集計で、全体では対象工事の97%、1359件の現場で4週8休以上を達成。前年度と比べ達成率は13ポイント上昇した。施工者の働き方改革に対する意識のさらなる高まりをはじめ、発注者側による週休2日に取り組みやすい環境整備が、達成率の大幅な上昇につながった。

 開発局は、建設業における働き方改革を積極的に進める観点から週休2日工事を実施。週休2日交替制モデル工事を除く現場閉所型における4週8休以上の達成率をみると、2019年度は70%、20年度は84%と年々増加している。
 取組が浸透していることから、現場閉所型の週休2日工事について、21年度からは発注者指定方式の割合を拡大。一般土木ベースでWTO対象・A単独100%、A・B等級対象70%、B等級以下60%などと設定した。
 21年度の状況をみると、週休2日交替制モデル工事を除く現場閉所型の集計で、対象工事1399件のうち、97%に相当する1359件で4週8休以上を達成。前年度の達成率を13ポイント上回った。
 一般土木の達成率は97%となり、15ポイント上昇。舗装、鋼橋上部、プレストレスト・コンクリート、建築の達成率は100%となっている。建築は29ポイント、鋼橋上部は14ポイント上昇した。
 開発局は、週休2日をはじめとする働き方改革に関する取組の積極的な周知に努めてきた。施工者側のさらなる意識の高まりや、発注者側の週休2日に取り組みやすい環境整備などが達成率の大幅な上昇につながった。

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