対象５６０件 平均９０.５点／７振興局で平均点上昇／道農政部 ２１年度工事施行成績

　道農政部は、振興局産業振興部発注の農業農村整備事業における２０２１年度工事施行成績評定結果をまとめた。評定対象は前年度と比べ、２６件減の５６０件。平均点は０.２点上昇し、９０.５点となった。振興局別の平均点をみると、渡島など７振興局で上昇している。

　昨年４月からことし３月末までに完成した工事を対象に集計。工事ごとの施行成績評定について、振興局別に整理した。
　振興局別の平均点は、空知が最も高く、９１.６点を記録。以下、渡島が９１点、上川と十勝が各９０.９点、胆振が９０.４点などと続いた。
　前年度と比べ平均点が上昇したのは、空知、石狩、後志、胆振、渡島、檜山、上川の７振興局。渡島は１.３点、胆振は１.２点の上昇となっている。
　過去１０年間の平均点をみると、概ね右肩上がりで推移。平均点が前年度を上回ったのは、５年連続となっている。
　全道１４振興局の最高点は、前年度と同じく９４点。空知、上川、十勝の工事で獲得している。