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平均点78.60点に上昇/80点以上は66社に 本紙集計/開発局 20・21年度業者別工事成績

2022/05/18付 DOTSU-NET NEWS
 開発局の2020・21年度業者別工事成績平均点分布が、本紙集計でまとまった。ホームページ等で公表しているデータに基づき、2ヵ年の平均点を算出。評定対象業者733社の平均点は78.60点で、19・20年度と比較して0.11点上昇した。最多は「79点以上80点未満」で38.3%に相当する281社が該当。19・20年度と比較して3.5ポイント上昇した。「80点以上81点未満」は8.7%に相当する64社、0.2ポイント上昇。「81点以上82点未満」は0.3%に相当する2社だった。

 開発局の総合評価落札方式における企業の工事成績は、直近2ヵ年の平均点を採用。舗装を除き、一般土木、建築などの工種は全工種の平均点を評価している。舗装は、舗装のみの工種で算出した平均点を活用している。
 20・21年度平均点の算出に当たっては、同局がホームページで公表しているデータを活用。各業者の本店所在地を開建管内別に整理するとともに、分布状況を1点刻みで集計した。
 評定対象業者は733社で、19・20年度と比較すると20社減少した。開建管内別の平均点は、19・20年度と比較すると、札幌、函館、旭川、室蘭、釧路、留萌、稚内の7開建と道外で上昇。室蘭は0.32点、旭川は0.24点上昇した。平均点順にみると、網走の78.91点が最高で、旭川の78.76点、稚内の78.67点などと続く。
 1点刻みの分布状況をみると、最多の「79点以上80点未満」に次いで、「78点以上79点未満」が36.7%に相当する269社に。全体に占める割合は19・20年度と比較して同率だった。
 「80点以上81点未満」は8.7%に相当する64社で、0.2ポイント上昇。「81点以上82点未満」は0.3%に相当する2社だった。
 20・21年度の平均点は、8月1日入札公告分から適用となる。

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