首位は宮坂建設 １２６億／設計変更含む 受注増３５２社／開発局２１年度工事受注最終実績 本紙集計

　設計変更を含む開発局の２０２１年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、旭川、室蘭、釧路、帯広の５開建で３０件、１２５億５７５９万円を受注した宮坂建設工業（株）(帯広)。受注総額は前年度と比較して１.５%増の３５３４億７２００万円となった。

　２０年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２１年度支払分を計上。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算した。消費税は除く。
　受注業者数は前年度と比較して３９社減の６３３社。一社当たりの平均受注額は７.８％増の５億５８４１万円だった。道内業者の受注シェアは９０.７％で０.９ポイント拡大した。
　首位は宮坂建設工業。以下、３１件、１２２億５２４５万円の（株）中山組（札幌）、１７件、６８億１１６３万円の岩倉建設（株）（札幌）などと続く。
　前年度に６１位だった（株）田中組（札幌）は１０位、１１９位だった西江建設（株）（帯広）は１７位、４６位だった（株）泰進建設（札幌）は２３位に順位を伸ばした。
　１０億円以上受注したのは、８社増の８９社、５億円以上は４社増の２０５社、３億円以上は７社減の２９９社。
　受注額が増加したのは皆増含め３５２社。皆増は４７社だった。皆増除き受注額が２倍以上となったのは４０社だった。受注額が減少したのは皆減含め３６７社だった。