２８５９件、３５４７億／７月単月 ３７０件、３０７億執行／主要発注３機関７月末工事発注状況

　開建、建管、振興局農業―主要発注３機関の２０２２年度７月末工事発注額は、本紙集計で２８５９件、３５４７億２７００万円余りとなった。前年度同期と比べ、件数で１６１件、金額で４１５億７０００万円余り下回った。開建と振興局は、件数と金額が減少。建管は、件数で上回ったものの、金額は下回った。７月１ヵ月間では、３７０件、３０６億８８００万円余りを発注した。

▼開発局
　１２６１件、２３０５億２８００万円余りを発注した。前年度同期と比べ、件数で１２９件、金額で３１７億７７００万円余り下回った。
　開建別にみると、件数では稚内の１開建が前年度同期を上回った。金額でみると、小樽、釧路、稚内の３開建が上回った。
　７月１ヵ月間では、１０１件、１５４億５９００万円余りを発注した。なお、長期国債で年割額が判明していない工事は、件数、金額をカウントしていない。

▼道建設部
　１０８２件、７０８億８９００万円余りを執行した。前年度同期と比べ、件数は３件上回ったものの、金額は５９億３０００万円余り下回った。
　建管別にみると、件数は、札幌、函館、帯広、釧路の４建管で増加。発注額は、札幌、函館、留萌の３建管で増加した。
　７月１ヵ月間では、２３０件、１２３億９４００万円余りを発注した。

▼道農政部
　５１６件、５３３億８００万円余りを執行した。前年度同期と比べ、件数で３５件、金額で３８億６３００万円余り下回った。
　振興局別にみると、後志、胆振の２振興局で増加。発注額は、後志、胆振、日高、渡島、留萌、宗谷、十勝、釧路の８振興局で増加した。
　７月１ヵ月間では３９件、２８億３３００万円余りを執行した。

　【集計方法】消費税込みで集計。２０２１年度ゼロ国債、補助ゼロ道債は全額を計上した。長期国債、翌債は年割額に基づく２２年度支出相当額、ゼロ道債は前払い金を除く６割相当額を算入している。発注状況は入札結果をもとにした速報値で、各発注機関の発表数値とは必ずしも一致しない。表中の発注額は１００万円未満を切り捨てているため、内訳と合計が一致しない場合がある。