首位はドーコン６３億／１億円以上受注７０社／開建６月末委託業者別実績

　開発局所管発注委託業務における２０２２年度６月末業者別受注実績が本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除く集計。首位は、本局と１０開建で１８３件、６２億７５１４万円を受注した（株）ドーコン(札幌)。受注総額は、前年度同期と比べ７.６%増の３９４億４６００万円となった。

　設計変更を含まない速報値。２１年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は年割せずに発注ベースで集計している。ＪＶは分担額を計上。本局営繕部発注分は除く。金額は消費税抜きとなっている。
　受注業者数は、前年度同期と比べ１６社下回る２１８社。道内業者の受注シェアは８１.１％で０.６ポイント縮小した。１社当たりの平均受注額は１５.５％増の１億８０９５万円となった。
　首位は、ドーコン。以下、４８件、２２億４５０２万円を受注した（株）構研エンジニアリング（札幌）、５３件、１５億３２３７万円を受注したパシフィックコンサルタンツ（株）（東京）などと続く。
　前年度同期に上位３０圏外だった大地コンサルタント（株）（旭川）は１９位、（株）三幸ランドプランニング（旭川）は２０位に躍進した。
　１０億円以上受注したのは７社、５億円以上は１９社、３億円以上は３４社でいずれも前年度同期と同数に。１億円以上は６社増の７０社。
　前年度同期と比べ受注額が増加したのは皆増含め１４８社。皆増は２９社だった。皆増除き受注額を２倍以上伸ばしたのは２３社だった。一方で、前年度同期と比べ受注額が減少したのは皆減含め１１５社だった。