６建管 前年度上回る／札幌２１５億、室蘭１９２億、函館１８１億／２１年度建管別工事発注実績

　道建設部は、２０２１年度の建管別工事発注実績をまとめた。最多は札幌の２１５億３２００万円で、唯一２００億円超に。以下、室蘭が１９２億３９００万円、函館が１８１億３１００万円、旭川が１６６億円などと続いた。前年度の金額を上回ったのは、札幌、旭川、留萌、稚内、帯広、釧路の６建管。件数は、旭川、稚内の２建管で増加した。

　設計変更後の最終契約額で集計。債務負担など工期が複数年度にわたる工事は、２１年度支払額を計上している。
　全建管の契約額は２.８％減の１４５７億２００万円。金額にして４２億４１００万円下回った。発注件数は８９件減の２６１２件だった。
　建管別の契約額をみると、最多は札幌で２１５億３２００万円に。以下、室蘭が１９２億３９００万円、函館が１８１億３１００万円、旭川が１６６億円などと続いた。
　前年度の契約額を上回ったのは、札幌、旭川、留萌、稚内、帯広、釧路の６建管。稚内の１９.７％増をはじめ、旭川が１７％増、帯広が１３.８％増などとなった。
　発注件数は、札幌が最多の３５４件で、函館が３２５件、旭川が２９５件など。前年度を上回ったのは、旭川、稚内の２建管となっている。