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月内に提案募集開始/道建設部 来年3月候補決定/市町村提案のゼロカーボン道住整備

2022/10/07付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は「道営住宅の新たな配置による整備」の取組方針をまとめ、6日の道議会建設委員会に報告した。市町村から提案を受け、道がゼロカーボンのモデルとなる道営住宅を整備するもの。ゼロカーボンの推進のほか、地域の課題解決に資することなどを整備条件としている。市町村からの提案募集は、月内に開始する予定。ヒアリングや庁内評価・選考などを経て、来年3月に候補市町村を決定した上で、整備に向けて協議を行う。
 取組方針は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボン北海道」の実現に向けて定めたもの。既存の立地にとらわれず、本道の地域特性を生かした再生可能エネルギーの普及や積極的活用を図っている市町村と連携して、ゼロカーボンのモデルとなる道営住宅を整備する。
 整備条件は「道営住宅に対する十分な住宅ニーズがあること」「ゼロカーボンの推進のほか、地域の課題解決に資するものであること」「他の市町村のモデルとなる取組であること」「建設地は、災害の危険がなく、概ね平坦で造成等のコストが課題とならない土地であること」「市町村が管理委託を受けること」と定めている。
 市町村からの提案募集は、月内に開始する予定。1市町村当たり10~15戸程度を想定している。
 12月から来年1月にかけて市町村へのヒアリングや庁内評価・選考を実施。2月に北海道住宅対策審議会を開いた上で、3月に候補市町村を決定し、整備に向けた協議に乗り出すとしている。

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