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国土強靱化の推進を/道建協 公共事業予算増額も/自民党道連政策懇で要望

2022/10/13付 DOTSU-NET NEWS
 自民党道連(伊東良孝会長)の2022年度団体政策懇談会2日目となる12日、北海道建設業協会(岩田圭剛会長)が道議会庁舎を訪れ、要望活動を展開した。公共事業予算の増額確保や、資材等の価格高騰を踏まえた適切な対応、防災・減災、国土強靱化の推進などを要請。業界の喫緊の課題となっている担い手確保に関しても情報の共有を図り、解決に向けた方策を双方で検討していくとした。
 冒頭、岩田会長は、公共事業費の繰越額を問題視する報道が一部でされた状況に言及し「強靱化関係の予算は補正で措置されており、これは当たり前の話。施工余力がないということは全くない」と強調。今後の工事発注に関しては、適切な予定価格の設定、スライド条項の弾力的な運用などに努めるよう要請した。
 要望書は(1)公共事業予算の確保(2)建設資材等の高騰における対応(3)防災・減災、国土強靱化(4)新型コロナウイルス感染症収束後を見据えた中長期的視点に立ったプロジェクトの推進(5)安全・安心な国土の形成と地域経済の活性化に必要な社会資本整備の促進(6)観光振興の基礎となる道内空港関連施設の機能強化(7)建設業の担い手確保(8)働き方改革(9)生産性向上(10)新・担い手3法の適切な運用―の10項目で構成。山﨑弘善専務理事が要望事項の詳細について説明した。
 要望事項に対し千葉英也道議会建設常任委員長は「自然災害が激甚化する中で、インフラの整備・メンテナンスなどやることが山積している」とし、予算の安定的な確保に努めていく方針を提示。道連の本間勲副会長も業界の窮状を踏まえ、善処していく考えを示した。
 このほか担い手の確保が話題となり、栗田悟副会長は「工業高校でいうと希望者がいないから減らされるという流れになっているが、学科を40人定員といった固定的なものにはしない方が良い」と指摘。その上で「例えば学科の中に10人は建設業、10人は電気、10人は機械といったような仕組みも必要。建設関係の窓口がゼロになってしまうと、中学生が建設業を目指すことができない」とし、工業高校等における定員の在り方などについて北海道教育委員会に要望する考えがあることを示した。

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別線整備に大きな効果/女満別空港~網走1050億 蘭越~倶知安1200億/開発局 道横断道2区間の計画段階評価

2022-10-13付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は12日、札幌第1合同庁舎で社会資本整備審議会道路分科会第31回北海道地方小委員会を開催した。道横断道女満別空港~網走間約20キロメートル、道横断道蘭越~倶知安間約25キロメートルの2回目となる計画段階評価を実施。いずれも別線整備ル...

工事209件、委託178件/工事 札幌33件、釧路30件、室蘭23件/10建管きょう付で工事等情報公表

2022-10-12付 DOTSU-NET NEWS

 全道10建管は、きょう12日付で工事等情報を公表する。3定補正予算の成立を踏まえたもので、特別対策事業に関する案件が中心。追加分は、工事が209件、委託業務が178件の計387件に上っている。建管別に工事の追加分をみると、札幌が最多の33...

5か年対策の規模焦点/前年度補正下回る可能性も/政府 22年度第2次補正公共事業費

2022-10-12付 DOTSU-NET NEWS

 政府は、2022年度第2次補正予算案の編成に向けた作業を進めている。公共事業費については、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策(以下、5か年加速化対策)に対する予算規模が焦点に。残る3ヵ年の事業規模は7.8兆円程度で、補正予算の...

札幌6.2億、函館5.8億など/12日付で工事等情報 工事追加200件/道建設部 3定補正建管別配分額

2022-10-11付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、3定補正予算の建管別配分額をまとめた。総額は事業費ベースで37億7500万円。札幌が6億1700万円で最も多く、以下、函館が5億8300万円、釧路が4億6800万円、室蘭が4億4800万円などと続く。事業別にみると、道路に6割...

自家警備容認 市街地でも/道建設部と足並み揃える/道農政部 交通誘導員の配置

2022-10-11付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、市街地における交通誘導員の配置について取り扱いを制定した。当該工事で検定合格警備員を配置できない場合には、監督員と協議の上、受注者自らによる交通誘導(自家警備)を容認。新たな運用は7日から適用している。 公安委員会が認定する検...

西村組 4.6億で首位/1億以上受注16社 本紙集計/振興局の水産土木上期業者別実績

2022-10-07付 DOTSU-NET NEWS

 道の各振興局水産課が発注した水産土木工事の2022年度9月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、オホーツクをはじめ5振興局から6件、4億6200万円を受注した(株)西村組(湧別)。2位以下の顔ぶれは、5件で2億8681万円の(...

月内に提案募集開始/道建設部 来年3月候補決定/市町村提案のゼロカーボン道住整備

2022-10-07付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は「道営住宅の新たな配置による整備」の取組方針をまとめ、6日の道議会建設委員会に報告した。市町村から提案を受け、道がゼロカーボンのモデルとなる道営住宅を整備するもの。ゼロカーボンの推進のほか、地域の課題解決に資することなどを整備条...

技術・社会点 新たな配点案提示も/業界の意見もとに最終決定へ/道の次期資格審査 検討大詰め

2022-10-06付 DOTSU-NET NEWS

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