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大臣賞 草野作工など3者/局長賞はドーピー建設など4者/第1回建設人材育成優良企業表彰 - 国交省等

2022/10/31付 DOTSU-NET NEWS
 国土交通省は28日、本年度から開始した建設人材育成優良企業の受賞者を発表した。記念すべき第1回の表彰では、国土交通大臣表彰に草野作工(株)(江別)、鹿島建設(株)(東京)・鹿島事業協同組合連合会(東京)など3者が受賞。不動産・建設経済局長賞にドーピー建設工業(株)(札幌)など4者が輝いた。優秀賞には(株)砂子組(奈井江)、北土建設(株)(札幌)、(株)NIPPO(東京)など13者を選定した。国土交通大臣表彰式は、11日午後2時から東京都内の国交省庁舎で執り行う予定。不動産・建設経済局長賞、優秀賞は、開発局、各地整で執り行う。
 国交省と建設産業人材確保・育成推進協議会(事務局・建設業振興基金)は、建設産業の担い手確保・育成に向けた取組の推進を図るべく、CCUSをはじめ、技能や経験に応じた給与の引き上げや、計画的な人材育成と環境整備で顕著な功績を挙げている企業等を建設人材育成優良企業として表彰する制度を本年度から開始した。
 国土交通大臣表彰を受賞した草野作工は、ニュー6K(給料、休暇、危険回避、絆、きれい、カッコ良い)をスローガンに掲げた職場環境改善を多角的に実施。完全週休2日制や建設DXを導入した生産性の向上等を実践し、北海道働き方改革推進企業シルバーにも認定されている。さらに、年俸制の導入や資格合格サポート等を通じ処遇改善に取り組み、CCUSを全ての現場で導入。学校等での出前授業、現場見学会、テレビCM等で建設業の魅力発信など、人材育成確保にも積極的に取り組んでいることを高く評価した。
 鹿島建設・鹿島事業協同組合連合会は、協力会社に対する教育訓練をはじめ、重層下請構造改革として原則2次下請までに限定するなど先駆的な取組を実践。関連企業を含めCCUS能力評価などを通じて処遇改善に積極的に取り組み、職長手当制度にCCUS登録を要件化している。4週8閉所による職場環境改善のほか、女性活躍、退職自衛官の採用など、多角的に幅広く人材確保育成の取組を展開している。
 不動産・建設経済局長賞に輝いたドーピー建設工業では、賃金アップ(毎年約平均3~4%)、若手実家帰省旅費補助制度の新設など処遇改善に取り組んでいるほか、CCUSを20年度に導入するとともに、協力会社の登録補助を実施。資格取得援助制度を創設した。

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2022-10-26付 DOTSU-NET NEWS

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