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22日にも一斉公表/追加分 工事420件、委託220件/建管の年度内発注分工事等情報

2022/12/20付 DOTSU-NET NEWS
 全道10建管は、早ければ22日に国の現年補正予算やゼロ国債、ゼロ道債などの対象案件を盛り込んだ工事等情報を一斉公表する。本紙調査によると、追加分は工事が420件程度、委託業務が220件程度の計640件程度に上る見通し。入札公告は、ゼロ道債対象工事が先行し、現年補正やゼロ国債分に関しては年明けから本格化するものとみられる。

 国の2022年度第2次補正予算等に対応した道の補正予算案は、4定道議会に追加提案し15日の本会議で可決。22年度現年補正予算の建管執行分は587億3900万円で、札幌、函館、室蘭、旭川、網走、帯広の6建管にそれぞれ50億円以上の予算を措置した。
 ゼロ国債の建管執行分は13億5700万円。事業は空港、漁港が対象で、4億8400万円の稚内をはじめ、小樽、函館、網走、釧路を含めた5建管に予算を計上している。
 4定道議会では、追加提案分に加え、冒頭に提案した補正予算案を議決。投資関連では、総額60億円のゼロ道債を設定した。このうち建管執行分は、前年度と同額の52億5200万円となっている。
 22日にも公表する工事等情報は、これらの現年補正予算やゼロ国債、ゼロ道債などに基づく案件を中心に構成。追加分は工事が420件程度、委託業務が220件程度の計640件程度に上る見通しだ。
 工事の追加分を建管別にみると、札幌が60件程度、函館、帯広が各50件程度、室蘭、旭川、網走、釧路が各40件程度などとみられる。
 23年度の早期発注分を盛り込んだ工事等情報については別途公表を予定。流動的な要素を残すが、来年1月第2週の公表が見込まれている。

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