事業費 道内６港、３４億／国交省 小樽港、釧路港で上屋／特定港湾施設整備事業基本計画

　政府は１４日、港湾整備促進法に基づく２０２３年度特定港湾施設整備事業基本計画を閣議決定した。本道は小樽港、釧路港、苫小牧港、函館港、留萌港、石狩湾新港の６港が対象。施設整備関連の事業費総額は３４億２８００万円に上っている。
　同事業は、港湾管理者が地方債によって資金を調達して実施するもの。会計年度ごとに交通政策審議会を経て、内閣の承認を求める。
　道内分をみると、上屋整備が小樽港と釧路港で３億８２００万円、荷役機械は苫小牧港で２億１１００万円、ふ頭用地は苫小牧港や函館港などで２８億３５００万円となっている。
　対象港湾の２３年度事業費と整備内容はつぎのとおり。
▼上屋＝３億８２００万円
▽小樽港中央地区（小樽市）＝３０００万円―１棟
▽釧路港西港区第１埠頭地区（釧路市）＝３億５２００万円―１棟
▼荷役機械＝２億１１００万円
▽苫小牧港弁天地区（苫小牧港管理組合）＝２億１１００万円―１基
▼ふ頭用地＝２８億３５００万円
▽苫小牧港汐見地区（苫小牧港管理組合）＝２６００万円―３００立方メートル
▽苫小牧港汐見地区（苫小牧港管理組合）＝５００万円―６０００立方メートル
▽苫小牧港真古舞地区（苫小牧港管理組合）＝１億４９００万円―９万９０００立方メートル
▽苫小牧港真古舞地区（苫小牧港管理組合）＝１０億４００万円―２万６４００立方メートル
▽苫小牧港真古舞地区（苫小牧港管理組合）＝２６００万円―３万９５００立方メートル
▽苫小牧港弁天地区（苫小牧港管理組合）＝５億１６００万円―１万４６００立方メートル
▽苫小牧港浜厚真地区（苫小牧港管理組合）＝２億１７００万円―２７００立方メートル
▽函館港西ふ頭地区（函館市）＝３００万円―１００立方メートル
▽函館港北ふ頭地区（函館市）＝２０００万円―１００立方メートル
▽函館港港町地区（函館市）＝８０００万円―２４００立方メートル
▽小樽港勝納地区（小樽市）＝４００万円―１００立方メートル
▽留萌港北岸、西丹浜地区（留萌市）＝５００万円―１００立方メートル
▽石狩湾新港東地区（石狩湾新港管理組合）＝７億８０００万円―３万５１００立方メートル