公共・単独３.９％減７５億／建管別 札幌、函館、網走が増額／道建設部 ２３年度舗装工事予定額

　道建設部は、建管執行分の２０２３年度舗装工事実施予定額をまとめた。２定補正を合算し、２２年度ゼロ国債・ゼロ道債などを含む集計。公共と単独を合わせた予算総額は７４億９５００万円となり、２２年度当初と比較して３.９％下回った。建管別では、札幌が５１.１％増、函館が１１.６％増、網走が６.５％増と３建管で２２年度当初を上回る見込みとなっている。
　対象は、道路、街路、空港、災害復旧（道路災）のうち、入札工種が舗装となっている工事。２３年度の実施予定額は７４億９５００万円で、３.９％下回った。配分額が未定の３定補正は集計に含んでいないため、一定程度の積み増しが今後見込まれる。
　建管別にみると、札幌が最多の１８億６５００万円。以下、旭川が８億８７００万円、釧路が７億８２００万円などと続いた。
　２２年度当初との比較で、前年度を上回ったのは３建管。札幌が５１.１％増、函館が１１.６％増、網走が６.５％増となった。
　札幌では、美唄富良野線改築や増毛稲田妹背牛橋架替に伴う舗装工事の実施、３・２・４０１花川通での舗装工事の新規着手が増額の要因となった。