２７５７件、３３３７億／７月単月 ３０５件、２８８億／主要発注３機関７月末工事発注状況

　開建、建管、振興局農業―道内主要発注３機関の７月末工事発注額は、本紙集計で２７５７件、３３３６億５８００万円余りとなった。前年度同期と比べ、件数で１０６件、金額で１９３億３４００万円余り下回った。開建、振興局は件数、金額とも減少。建管は件数で下回った一方、金額は上回った。７月１ヵ月間では、３０５件、２８７億６２００万円余りを執行した。

▼開発局
　１２２１件、２０４５億７４００万円余りを執行した。前年度同期と比べ、件数で４１件、金額で２４４億７６００万円余り下回った。
　開建別にみると、件数は、函館、帯広、網走の３開建で増加。発注額は、網走、留萌、稚内の３開建で増加した。
　７月１ヵ月間では、８８件、１１９億３００万円余りを発注した。

▼道建設部
　１０５７件、７６８億７００万円余りを執行した。前年度同期と比べ、件数で２７件下回ったものの、金額で６１億７５００万円余り上回った。
　建管別にみると、件数は小樽、旭川、釧路の３建管で増加。発注額は小樽、函館、室蘭、旭川、稚内、網走、帯広、釧路の８建管で増加した。
　７月１ヵ月間では１８７件、１４５億４８００万円余りを執行した。

▼道農政部
　４７９件、５２２億７７００万円余りを執行した。前年度同期と比べ、件数で３８件、金額で１０億３２００万円余り下回った。
　振興局別にみると、件数は空知、渡島、オホーツク、根室の４振興局で増加。発注額は、空知、渡島、檜山、留萌、宗谷、オホーツク、根室の７振興局が前年度同期を上回った。
　７月１ヵ月間では３０件、２３億１０００万円余りを執行した。

　【集計方法】消費税込みで集計。２０２２年度ゼロ国債、補助ゼロ道債は全額を計上した。長期国債、翌債は年割額に基づく２３年度支出相当額、ゼロ道債は前払い金を除く６割相当額を算入している。発注状況は入札結果をもとにした速報値で、各発注機関の発表数値とは必ずしも一致しない。表中の発注額は１００万円未満を切り捨てているため、内訳と合計が一致しない場合がある。