中山組が首位 ８.２億／本紙集計 ３億以上は４６社／振興局農業６月末工事業者別受注実績

　道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の２０２３年度６月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は５件、８億２１５０万円を受注した（株）中山組(札幌)。２位以下は、４件で７億７４０万円の開発工建（株）(岩見沢)、３件で６億６０２０万円のこぶし建設（株）(岩見沢)などと続く。受注総額は、前年度同期と比べ２.７%減の５３億７３００万円となった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２２年度の翌債およびゼロ国債は全額、長期国債は２３年度支払い分を計上した。ＪＶでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は、前年度同期から２社減の４３２社。受注総額は２.７％減の５３億７３００万円だった。このうち道内業者の受注総額は５２億３７００万円となっており、全体に占める割合は９７.５％に。前年度同期を０.３ポイント下回った。
　上位３０社の顔ぶれをみると、前年度同期に３０位圏外の中本土建（株）（深川）が８位、（株）田端本堂カンパニー（三笠）が１１位、（株）神部組（滝川）が１２位、松谷建設（株）（北見）が１６位、（株）遠藤組（新十津川）が１７位、（株）上田組（標津）が１８位、（株）生駒組（旭川）が２２位、（株）橋本川島コーポレーション（旭川）が２３位、（株）ドゥテック（音更）が２６位、藤原工業（株）（幕別）が２８位、及川産業（株）（岩見沢）が２９位、（株）藤岡建設（北竜）が３０位にそれぞれ順位を上げている。
　受注額が増加したのは、皆増を含め２４５社。１７社が２倍以上受注額を伸ばしている。
　５億円以上を受注したのは同数の９社、３億円以上は６社減の４６社となっている。