土木A ０.２P減８５.７％／一般土木６.６％減１１７３億／道建設部 ２２年度工種別等受注動向

　道建設部は、建管発注工事の２０２２年度工種別・格付別受注動向をまとめた。一般土木のうち、Ａ１とＡ２を合わせたＡ等級の割合は、前年度から０.２ポイント減の８５.７％。内訳をみると、Ａ１が４０.６％、Ａ２が４５.１％で、Ａ１が２.１ポイント拡大している。一般土木全体の受注額は１１７３億２４００万円。前年度と比べると６.６％の減となったが７年連続で１０００億円超を記録している。

　建設部が設計変更後の最終契約額で集計。債務負担など工期が複数年にわたる工事は２２年度支払額、ＪＶでの受注は出資比率分で案分した構成員ごとの金額を計上している。
　２２年度の全工種を合わせた受注総額は５.４％減の１３７７億８８００万円。金額にして７９億１３００下回った。件数は９５件減の２５１７件。
　一般土木は１１７３億２４００万円で、１６年度から７年連続で１０００億円超に。件数は１０４件減の１６０８件だった。等級別の割合は、Ａが８５.７％、Ｂが１３.５％、Ｃが０.８％となった。Ａ等級のうち、Ａ１は４０.６％、Ａ２は４５.１％。前年度と比較するとＡ１が２.５ポイント拡大している。Ｂは０.３ポイント拡大、Ｃは０.１ポイント縮小した。
　舗装の受注総額は０.７％増の８９億２５００万円。Ａ等級の割合は９５.３％で０.６ポイント減少している。
　一般土木の格付別および道内・道外受注実績はつぎのとおり（カッコ内は地域別発注額に占める割合）。
▼道内＝１６０８件―１１７３億２４００万円。
▽Ａ等級（Ａ１）＝３４６件―４７６億８００万円（４０.６％）
▽Ａ等級（Ａ２）＝５７４件―５２９億５１００万円
▽Ｂ等級＝５９７件―１５８億３１００万円
▽Ｃ等級＝９１件―９３億３０００万円
▼道外＝ゼロ―ゼロ