総額 ４.８％増、４０２億／網走など７建管 前年度上回る／道建設部 ２２年度委託発注実績

　道建設部は、２０２２年度委託業務発注実績をまとめた。全道１０建管の発注総額は、前年度比４.８％増の４０１億８６００万円。建管別にみると、最多は札幌で５７億９９００万円だった。前年度を上回ったのは、網走など７建管となっている。業種別では、土木設計が最多の１９９億６００万円。以下、技術資料作成が１２２億９９００万円、地質調査が３０億５８００万円などとなった。

　設計変更後の最終契約額で集計。単価契約を除く道路清掃・維持業務および保守点検等も集計に含んでいる。
　建管別の発注実績をみると、最多の札幌のほか、函館が５２億８７００万円、旭川が４８億９８００万円などと続いた。前年度を上回ったのは、小樽、室蘭、旭川、留萌、稚内、網走、釧路の７建管となっている。
　業種別では、土木設計が最多で１９９億６００万円。全体発注額に占める割合は４９.５％で、１.４ポイント拡大した。
　土木設計の建管別発注額をみると、２７億５５００万円で最多の網走に、札幌、函館、室蘭、旭川、帯広を加えた６建管で２０億円以上を発注した。
　このほか、技術資料作成が１２２億９９００万円、地質調査が３０億５８００万円。全体発注額に占める割合は、それぞれ３０.６％、７.６％で、いずれも０.４ポイント縮小する結果となった。