１０月１０日オンラインで／ホームページにＱ＆Ａなど掲載／道 電子契約事業者向け説明会

　道は、電子契約の導入に当たって、一般事業者向け説明会を１０月１０日にオンライン（ズーム）形式で開催する。午前１０時と午後２時の２回に分けて実施し、各回５００人までの先着順とする。接続ＵＲＬなどは総務部行政局改革推進課のホームページから確認することができる。ホームページ上では導入に向けた利用の流れやＱ＆Ａをまとめている。また、建設部でも建設業等関係者を対象とした説明会を別途１０月中にも開催する予定。
　道では、行政サービスの質の向上や契約事務の効率化を図るため、１１月以降に入札公告・指名通知・見積契約を行う契約のうち、対象とする契約から電子契約の導入を開始する。開始に当たって、道のホームページに利用の流れとＱ＆Ａを掲載した。
　利用の流れをみると（１）入札公告文等に電子契約が利用可能な旨を記載（２）電子契約同意書兼メールアドレス確認書の提出（３）落札後、道が電子契約サービスにアップロード（４）落札者宛てにＧＭＯ（電子契約サービス）から契約書の確認を求めるメールが到達（５）落札者が契約書を確認し締結同意の操作をサービス上で実施（６）道が契約書を確認し、締結同意の操作をサービス上で実施（７）ＧＭＯから契約当事者に、契約締結が完了した旨のメールが送信。案内に従い電子署名入り契約書をダウンロード―の７点で説明している。
　Ｑ＆Ａをみると「ＧＭＯサインのアカウントの登録は必要か」との質問には「必要ない」と回答。「ＧＭＯサインを利用するための費用負担は必要か」との問い合わせには「必要ない。インターネット接続環境と電子メールアドレスがあれば利用が可能」とした。「電子契約で契約締結したい場合、新たに提出しなければならない書類は」との疑問には「電子契約同意書兼メールアドレス確認書の提出が必要」と答えている。