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札幌6.2億、函館5.5億など/11日付で工事等情報 工事追加200件/道建設部 3定補正建管別配分額

2023/10/10付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、3定補正予算の建管別配分額をまとめた。総額は事業費ベースで37億円。札幌が6億1700万円で最も多く、以下、函館が5億5200万円、釧路が4億6100万円、室蘭が3億8800万円などと続く。事業別にみると、道路に6割以上となる24億3700万円を措置した。予算成立を受け各建管は早ければあす11日付で対象案件を盛り込んだ工事等情報を一斉に公表する見通し。工事の追加分は200件程度とみられる。

 道は、3定道議会に総額395億6300万円の補正予算案を上程。中小企業の受注機会や事業量の確保を目的とした投資的事業費には53億円を計上した。内訳は特別対策事業費に40億円、公共関連単独事業費に13億円となっている。
 補正予算は、6日の議会最終日に開かれた本会議で可決。投資単独分のうち、建管執行分には37億円が措置された。事業別では、道路が24億3700万円、河川が7億900万円、砂防等が2億2900万円、海岸が2億5500万円、漁港が7000万円となっている。
 建管別にみると、札幌、函館、室蘭、旭川、稚内、網走、釧路の7建管が3億円以上。うち、札幌と函館の2建管は5億円以上に上っている。
 対象案件を盛り込んだ工事等情報は、早ければあす11日付で公表となる見込み。工事の追加分は200件ほどとみられ、札幌と釧路は30件程度、函館、室蘭、旭川、稚内、網走、帯広は20件前後となるもよう。一部の建管では、災害復旧事業を盛り込む方向で調整している。

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