９振興局 ９割以上／等級別 Ａ３２９件、Ｂ２３件／簡易型総合評価１２月末実施状況 － 道農政部

　道農政部は、２０２３年度１２月末における簡易型総合評価落札方式の実施状況をまとめた。全道の実施件数は３５３件で、等級別にＡが３２９件、Ｂが２３件、Ｃが１件。発注額ベースの実施率は、前年度同期から１０ポイント上昇し９２.１％となった。振興局別にみると、１００％の胆振や根室をはじめ、９振興局で９０％を上回っている。
　昨年３月に発注したゼロ国債と翌債を含めたもの。集計に当たっては、２５００万円以上の農業土木工事を対象としている。
　全道の実施状況をみると、全て施工実績審査タイプで件数は前年度同期より４０件多い３５３件。内訳は、Ａ等級が３２９件、Ｂ等級が２３件、Ｃ等級が１件となっている。
　簡易型総合評価落札方式による発注額は、３９億９９００万円増の５３８億１４００万円。等級別では、Ａが５２５億９５００万円、Ｂが１１億８９００万円、Ｃが２９００万円となった。
　主な振興局をみると、件数は空知が１０５件のほか、十勝が５５件、オホーツクが４９件など。
　金額では、１８２億３２００万円の空知に、オホーツクが８１億７１００万円、十勝が７０億円、上川が６５億５７００万円などと続く。
　実施率が９割を超えたのは９振興局で、このうち胆振と根室で１００％を記録した。