工事 ５２７件、６３４億執行／委託は８４９件、１０９億に／道農政部 道営農業１２月末実績

　道農政部は、道営農業農村整備事業における２０２３年度１２月末発注実績をまとめた。工事は５２７件、６３３億５６００万円を発注。前年度同月と比べ件数で２３件、金額で３０億２１００万円下回った。委託業務の件数は７３件減の８４９件で、金額は３億６１００万円減の１０９億１５００万円となっている。
　昨年３月に発注した翌債、ゼロ国債分を含む集計。工事・委託業務いずれも消費税込みの当初契約ベースで集計している。
　工事の発注件数は、空知が１２７件と最も多く、次いで十勝が９１件、オホーツクが７９件、上川が７１件など。前年度同月の件数を、空知、渡島、留萌、宗谷、オホーツク、釧路の６振興局が上回った。
　金額についても、空知が最多で１９２億２９００万円。以下、オホーツクが１０２億８０００万円、十勝が９７億６７００万円、上川が７６億８５００万円などと続く。前年度同月を上回ったのは空知、渡島、檜山、留萌、宗谷、根室の６振興局だった。
　委託業務をみると、空知が２４７件、３２億６１００万円で件数・金額とも最多に。このほか、十勝が１２９件で１９億１６００万円、上川が１０８件で１２億９４００万円、オホーツクが１１０件で１２億８００万円を執行した。
　件数を４振興局、金額を６振興局が上回る結果となった。