首位は富士サル４.２億／本紙集計 １億以上受注２７社／道の水産土木１２月末業者別実績

　道の各振興局水産課が発注した水産土木工事の２０２３年度１２月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、渡島をはじめ５振興局で７件、４億２２６３万円を受注した（株）富士サルベージ(函館)。次いで６件、３億８５２１万円の（株）西村組(湧別)、４件、３億２２７６万円の藤建設（株）(稚内)などが続く結果となった。受注総額は前年度同期と比べ３２.９%増の８２億５５００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２２年度の翌債およびゼロ国債は全額計上した。ＪＶでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は、前年度同期を２社上回る９４社。受注総額は３２.９％増の８２億５５００万円で、金額にして２０億４２００万円の増となっている。
　前年度に３０位圏外だった渡辺建設工業（株）（根室）は１６位、丹羽建設（株）（浜頓別）は２２位、真壁建設（株）（根室）は２５位、三協建設（株）（留萌）は２６位、（株）小林建設（上ノ国）は２７位にランクアップ。
　２億円以上の受注は４社増の７社、１億円以上は１０社増の２７社となった。