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独自の教育会 5年間評価60CPD以上/継続教育 特例措置考慮も/道水産林務部 総合評価運用方針

2024/03/14付 DOTSU-NET NEWS
 道水産林務部は、2024年度総合評価落札方式ガイドラインの運用方針を改正した。主な改正点のうち「主任(監理)技術者の継続教育」では、23年度の評価単位から通常時の評価を適用するが過去2~5年間については20年度からの特例措置を考慮。同部独自の森林・自然環境技術者教育会に関しては、5年間の評価単位を60CPD時間以上としている。4月1日以降に入札を行う工事から適用する。
 改正概要をみると、簡易な施工計画に係る技術的所見に関し、一つの事項につき400字程度以内とする文字数の制限を規定。施工上の対処すべき技術的所見について、周辺環境に関する事項を自然環境と社会環境に分割するとともに、入札参加者が現場条件等を踏まえた独自のテーマに対する技術的所見を記載できる事項を新設した。
 担い手の育成・確保の「雇用環境への取組」では、奨学金の返還支援に関し、貸与型のみとしていた評価対象を、給付団体への出資を含め給付型奨学金まで拡大。地域の守り手確保では「多様な雇用への取組」の障がい者就労支援について、資格審査時以外にも道の働き方改革推進認定制度の「障がい者」の取組分野に該当する企業を評価できるよう改正した。
 主任技術者の継続教育をみると、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類引き下げに伴い23年度の評価単位を通常時のものに変更。2~5年間の評価に当たっては、特例を踏まえた取り扱いとする。

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森林海洋環境局長を新設/推進監トップに部内横断的組織/道 24年度組織・機構改正案

2024-03-14付 DOTSU-NET NEWS

 道の2024年度組織・機構改正案のうち、農政部と水産林務部分の概要がまとまった。このうち水産林務部では、林業・水産業両部門の課題に特化した施策の一体的推進を目的に、技術系ポストの森と海の未来づくり推進監をトップとする部内横断的組織を立ち上...

多様な主体と共創/ZC、国土強靱化など施策推進/政府 9期計画を閣議決定

2024-03-13付 DOTSU-NET NEWS

 政府は12日、2024年度から概ね10ヵ年を期間とする第9期北海道総合開発計画(以下、9期計画)を閣議決定した。2050年までを見据えた北海道開発の展開方向を示した上で、計画の目標として「我が国の豊かな暮らしを支える北海道~食料安全保障、...

水林部長に岡嶋根室局長か/振興局長 十勝などで交代/道 4月1日付幹部人事予想

2024-03-13付 DOTSU-NET NEWS

 道は、4月1日付定期人事異動に向けた作業を進めている。発注3部関係の幹部人事の動きをみると、本庁部長級ポストでは水産林務部長の交代が濃厚。後任として、岡嶋秀典根室振興局長が有力視されている。振興局長は十勝などで交代するとみられ、後任として...

札幌本会議 過去最多750人程度/開催企画案に関する議論も/全球エネルギー水循環PJ会議

2024-03-12付 DOTSU-NET NEWS

 第9回全球エネルギー水循環プロジェクト国際会議の第2回札幌実行委員会(委員長・山田朋人北大大学院工学研究院教授)が11日、札幌市内の北海道河川財団で開かれた。同会議は日本および札幌で初開催となるもので、会合では本会議に向けた準備状況を情報...

道建協「半ば達成」/発注者理解進捗とみる結果に/道経済部調査 価格転嫁

2024-03-12付 DOTSU-NET NEWS

 道経済部は、2023年10~12月期の業種別業況動向調査結果をまとめた。建設業は北海道建設業協会(岩田圭剛会長)が回答し、原材料等の高騰を受けての価格転嫁について転嫁率が3~5割程度の「半ばできている」を選択。前回7~9月期調査で2割未満...

単体 受注割合が拡大/釧路14P、網走7.3P上回る/23年12月末発注工事受注動向

2024-03-11付 DOTSU-NET NEWS

 全道10建管が2023年度12月末までに発注した工事の単体とJV受注動向が本紙集計でまとまった。金額ベースでみると単体の受注割合が拡大。前年度同期を1.6ポイント上回り、80%となった。建管別にみると、札幌、小樽、函館など7建管で拡大して...

労働者の処遇改善 賃金原資確保を明記/生産性向上の措置等も盛る/政府 建設業法など一部改正

2024-03-11付 DOTSU-NET NEWS

 政府は8日、建設業法および公共工事の入札・契約の適正化の促進に関する法律の一部を改正する法律案を閣議決定した。建設業の担い手を確保するため、労働者の処遇改善に向けた賃金原資の確保と下請事業者までの行き渡り、資材価格転嫁の円滑化による労務費...

横断道2路線 新規事業化「妥当」/女満別空港~網走呼人、ニセコ~倶知安/開発局 社整審で新規採択時評価

2024-03-08付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は7日、札幌第1合同庁舎で社会資本整備審議会道路分科会第36回北海道地方小委員会(委員長・髙橋清北見工業大教授)を開催した。2024年度予算に向けた道横断道の女満別空港網走道路女満別空港~網走呼人間10.9キロメートル、蘭越倶知安道...