算入率・範囲を改定／測量等諸経費は０.５に引上げ／業務の低入札価格調査等で － 道発注３部

　道発注３部は、所管発注業務における低入札価格調査基準および最低制限価格制度の算入率・範囲を改定する。うち測量、地質調査、設計における諸経費の算入率は０.４８から０.５に引き上げる。５月１日以降の入札から適用する。
　道は、契約の内容に適合した履行の確保とダンピング受注の防止を図るため、道発注の工事と委託業務の契約に係る低入札価格調査基準・最低制限価格制度の事務手続きを定めている。
　道発注３部では、５月１日以降の入札（電子入札の場合は開札）から、低入札価格調査基準・最低制限価格制度の諸経費の算入率と範囲を改定する。
　国の改定に対応するもので、算入率は測量、地質調査、設計において、従来の０.４８から０.５に引き上げ。範囲の上限は、設計を対象に８０％から８１％に引き上げる。
　これらの改定により、業務のさらなる品質確保等に資することが期待される。