最多 網走の３３億／本紙集計 ３建管で増額／ゼロ国・翌債等建管別発注額

　ゼロ国債や翌債など、ことし１～３月における建管別発注額が、本紙集計でまとまった。年割額を考慮しない発注額ベースの集計で、１０建管の合計は４８５件、２１７憶３９９８万円。前年同期と比べ件数は７件増、発注額は７億９５８２万円減となった。発注額は網走が最多の３３億１８０１万円、函館が２９億５９１万円、帯広が２６億４５２８万円となっている。

　各建管がことし１～３月に発注した工事のうち、ゼロ国債、ゼロ道債、補助ゼロ道債、翌債、災害復旧Ｂを対象に集計。一般歳出と長期国債は除いている。
　１０建管の発注額は、前年度同期と比較して７億９５８２万円減の２１７億３９９８万円。件数は４８５件で７件増加している。
　予算区分別では、ゼロ国債・ゼロ道債・補助ゼロ道債が３２５件で５６億５０９６万円、翌債が１５６件で１５６億９８１１万円、災害復旧Ｂが４件で３億９０９１万円。ゼロ国債・ゼロ道債・補助ゼロ道債と翌債は件数、金額共に増加した一方で、災害復旧Ｂはいずれも減少している。
　建管別にみると、件数で前年度同期を上回ったのは、札幌、稚内、網走、帯広の４建管。金額が増加したのは留萌、網走、帯広の３建管となっている。