工事７９.３点、業務７８.６点／本紙集計 いずれも０.１点上昇／開発局の２３年度施行成績平均点

　開発局の２０２３年度工事・業務施行成績平均点が、本紙集計でまとまった。全体の平均点は工事が７９.３点、業務が７８.６点。前年度と比較していずれも０.１点上昇した。最高点をみると、工事では、本局営繕部発注の１件で８３点を記録。８２点は３８件となり、前年度から３件増加した。業務の最高点は８２点で、１件増の３９件となっている。

　同局がホームページで公表しているデータに基づき集計。対象は２３年度中に完成・完了した５００万円以上の工事および１００万円以上の業務としている。
　工事の評定対象は１３７０件。前年度と比べ３７件下回った。開建別の平均点をみると、帯広が最高の７９.６点で、網走、稚内が各７９.５点、小樽、室蘭、釧路が各７９.４点などと続く。前年度を上回ったのは、札幌、小樽、旭川、帯広、網走、留萌、稚内の７開建と本局となっている。
　工種別の平均点をみると、一般土木は７９.８点、舗装は７９.２点で、いずれも０.２点上回った。
　業務の評定対象は、１８６件下回る２２０４件。業種別の平均点は、土木関係コンサルが０.１点上回る７８.９点、測量が０.２点上回る７７.８点、地質調査が０.３点上回る７８.４点、補償関係コンサルが変動なしで７７.８点、建築関係コンサルが０.２点下回る７７.５点となっている。