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首位は宮坂建設 108億円/設計変更含む 受注増342社/開発局23年度工事受注最終実績 本紙集計

2024/05/24付 DOTSU-NET NEWS
 全道10開建の設計変更を含む2023年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、函館、旭川、室蘭、釧路、帯広の6開建から計26件、107億5332万円を受注した宮坂建設工業(株)(帯広)。2位以下は、23件、78億9066万円の(株)中山組(札幌)、23件、45億838万円の道路工業(株)(札幌)などと続く。受注総額は、前年度と比較して3.2%減の2947億9400万円だった。

 設計変更を含めた集計。22年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は23年度支払い分を計上した。JVでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
 受注業者数は9社減の599社。1社当たりの平均受注額は1.8%減の4億9215万円となった。道内業者の受注は2713億2400万円。全体に占める割合は92%で、1.2ポイント縮小した。
 前年度同期に上位30位圏外だった(株)森川組(函館)は19位、(株)丸善建設(美瑛)は22位、大成建設(株)(東京)は24位、松谷建設(株)(北見)は25位、協成建設工業(株)(岩内)は26位、(株)上田組(標津)は27位、北紘建設(株)(伊達)は28位、東亜建設工業(株)(東京)は29位、萩原建設工業(株)(帯広)は30位に順位を上げた。
 受注額が増加したのは皆増を含め342社、2倍以上受注額を増やしたのは58社に。
 10億円以上を受注した業者は4社増の72社、5億円以上は7社増の178社、3億円以上は22社増の279社となっている。

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