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単体 受注割合が拡大/札幌、小樽、函館など7建管/23年度建管工事の受注動向

2024/06/04付 DOTSU-NET NEWS
 全道10建管が2023年度に発注した工事の単体とJVの受注動向が、本紙集計でまとまった。金額ベースでみると、単体の受注割合が拡大。前年度を1.5ポイント上回り、79.9%に上った。建管別に単体の受注割合を追うと、札幌、小樽、函館などの7建管で拡大している。

 受注額は、設計変更を含まない落札額ベースで、建管別に集計。22年度のゼロ国債、ゼロ道債、補助ゼロ道債、翌債、災害復旧Bはいずれも翌年度に計上した。長期国債は、年度別の支払額を計上するとともに、件数も支出された年度でそれぞれカウントしている。JVは、経常JVのほか、特定JV、乙型JVを含む。

 単体の受注状況は、1933件、899億5100万円。全体に占める構成比は、件数で87.2%、受注額で79.9%だった。前年度と比較すると、単体の受注割合は、件数で1.2ポイント、金額で1.5ポイント拡大した。
 建管別にみると、単体の金額ベースの受注割合は、札幌、小樽、函館、旭川、網走、帯広、釧路の7建管で拡大。最大は帯広の94.6%で、以下、札幌が94.2%、旭川が92.9%、函館が82.6%などと続いている。

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