舗装９４.８点、鋼橋上部９４.７点／建管発注 ２３年度工種別平均点／一般土木 ９４.０点

　建管発注工事における２０２３年度施行成績評定結果に関し、主要工種別の平均点が本紙集計でまとまった。一般土木は、前年度を０.３点上回る９４.０点。建管別では、帯広が最も高い９５.２点で、小樽が９４.４点、室蘭と釧路が９４.３点などと続いた。舗装は０.７点上昇して９４.８点、鋼橋上部は０.４点下降して９４.７点だった。
　２３年度の評定対象工事は、１６９件減の１６９７件。全道平均は前年度から０.３点上昇し、９３.９点だった。建管別では帯広が最も高い９４.８点。以下、小樽と室蘭が９４.３点、網走が９４点、札幌が９３.９点などと続き、前年度と同じく全建管が９０点を超えた。
　工種ごとにみると、一般土木は１１６件減の１１７２件が評定対象に。平均点は０.３点上昇して９４点に達した。帯広が最も高い９５.２点で、函館と旭川を除く８建管で前年度を上回っている。
　舗装の評定対象は１９件減の３３０件で、平均点は０.７点上昇して９４.８点。小樽が最も高い９５.５点で、以下、室蘭が９５.３点、旭川が９５.２点、札幌と帯広が９５点などと続いた。釧路が横ばいのほかは、９建管で前年度を上回った。
　鋼橋上部の評定対象は同数の１６件で、平均点は０.４点下降して９４.７点。建管別では、札幌が最も高い９７.５点を記録している。
　主要工種ごとの最高点獲得工事はつぎのとおり。
◆一般土木
▼１００点
◇函館建管
▽大峯双葉線災復＝伊藤組土建
▽松倉川環境整備補正明許ほか＝松本組
◆舗装
▼９９点
◇室蘭建管
▽苫小牧環状線特対舗装構造改良補正＝道路建設
◆鋼橋上部
▼９８点
◇札幌建管
▽赤平奈井江線交安１赤平橋上部補正ほか＝田中組