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前年度比 19件増、772件/室蘭125件、札幌120件、函館106件/23年度建管工事総合評価
2024/06/21付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、全道10建管の発注工事における2023年度総合評価落札方式の実施状況をまとめた。実施件数は前年度実績を19件上回る772件。標準型が1件減少した一方、簡易型が20件増加している。建管別の実施件数は、室蘭が最多の125件で、札幌が120件、函館が106件などと続く。タイプ別にみると、施工実績審査タイプが前年度比1件増の506件に上り、全体の65.5%を占めた。23年4月1日からことし3月31日までに契約した請負工事を対象に集計したもの。全道10建管の実施件数は、前年度を19件上回る772件に上った。
標準型は適用がなく、1件減少。簡易型は20件増加して772件だった。簡易型のうち、施工計画審査タイプⅠ型は8件増の40件、施工計画審査タイプⅡ型は同数の7件、施工実績審査タイプは1件増の506件。前年度に続き、施工実績審査タイプが最多となった。
施工実績審査タイプは、通常型、地域型のほか、専門工事において、舗装型、電気型、工場製作型、橋梁上部架設型を適用。専門工事の最多は舗装型で、4件増の176件だった。
建管別の実施件数は、室蘭、札幌、函館のほか、旭川が79件、小樽が71件など。札幌、室蘭、留萌、網走、帯広、釧路の6建管が前年度の実施件数を上回った。
建設部は、価格に加え企業の実績や品質確保に資する技術提案などを総合的に評価する総合評価落札方式を今後も適用していく方針。制度の一層の充実化を目指し、運用を進めていくこととしている。
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