岸博幸氏が基調講演／役員会開き記念事業決定／道建青会 第３９回全道会員大会へ

　北海道建青会（新谷逸生会長）は１４日、札幌市内の道立道民活動センターかでる２・７で本年度第２回役員会および研修会を開催した。８月に旭川市内で開催する全道会員大会に向けて、新谷会長は「道ができてきた。本番を楽しみに、あとは突っ走るだけ」と意欲を示し、協力を要請した。
　第３９回全道会員大会は、８月３０日に旭川市内の大雪クリスタルホールを会場に開かれる。テーマは「きょうそう」。“若手経営者として、建設業の未来をいかにして切り拓いていくか”の視点から、新たな価値を共に創る「共創」、互いに叱咤激励しながら一緒に走る「競走」、一人ではなくみんなを想う「共想」、仲間と息を合わせて共につくり上げる「協奏」などを誓い、名付けた。
　大会当日は午後２時から記念式典、３時から記念事業を執り行う。記念事業では、旭川市政アドバイザーを務める慶應義塾大学大学院の岸博幸教授を講師に招き、基調講演を行うほか、スペシャルトークセッションを予定している。
　役員会では大会の詳細を協議したほか、全国建設青年会議の第２９回全国大会に向けた準備会の概要や、各ブロック登壇企画の内容などについて情報を共有した。
　役員会終了後の研修会では、開発局の桑島正樹調整官が「能登半島地震における震災復旧と建設業の必要性」と題して講演した。