早期発注等 適切な活用 建管４５６件記録／農政部 週休２日１００％達成／ミライ振興プラン事業の取組結果 － 道建設部

　道建設部は、建設産業ミライ振興プランＨＯＫＫＡＩＤＯ２０２３年度推進事業の取組結果を公表した。施策ごとに細分化した具体的な取組内容に関し、結果を取りまとめたもの。主なものをみると「早期発注や債務負担行為の適切な活用」は、建管で４５６件を記録。「週休２日工事の導入」は、建管で９９.９％、建築局で９６％、農政部で１００％、水産林務部で９４.８％に達し、取組の推進が証明される結果となった。
　建設部は２３年３月に、２３年度から２７年度までを計画期間とする建設産業ミライ振興プランＨＯＫＫＡＩＤＯを策定。担い手の確保・育成を重点課題に「働き方改革」「生産性の向上」「魅力の発信」を３本柱に定め、七つの施策に計１２１の推進事業を充当した。
　主なものをみると「早期発注や債務負担行為の適切な活用」は、建設部で４５６件を記録。「余裕期間制度や繰越制度の活用」は、建設部で１８１３件に上った。
　「週休２日工事の導入」は、建管で９９.９％、建築局で９６％、農政部で１００％、水産林務部で９４.８％を達成した。
　「ＩＣＴを活用した工事現場での施工や書類作成の省力化による生産性の向上」は、建設部において、ＩＣＴ活用工事が１２１件、遠隔臨場活用工事が８５件に。「公共工事における新技術の積極的な活用」は、建設部で１６８件だった。
　「競争入札参加資格審査における働き方改革推進の加点措置」は、建設部で５８８者、農政部で４９９者、水産林務部で４８６者。「競争入札参加資格審査における女性の活躍推進の加点措置」は、建設部で４０４者、農政部で３５１者、水産林務部で３４３者に上った。