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平均点 工事は78.95点に上昇/土木関係コンサル78.65点/開発局 22・23年度工事・業務成績 - 本紙集計
2024/06/07付 DOTSU-NET NEWS
開発局の2022・23年度工事・業務成績平均点分布が、本紙集計でまとまった。ホームページ等で公表しているデータに基づき、2ヵ年の平均点を算出。工事の評定対象業者663社の平均点は78.95点で、21・22年度と比較して0.19点上昇した。最多は「79点以上80点未満」の区分で41.2%に当たる273社が該当。21・22年度と比較して0.1ポイント下降した。業務をみると、土木関係コンサルは78.65点で、0.1点上昇。測量は77.37点で0.15点上昇した。22・23年度平均点は、8月1日以降入札公告分および入札手続き開始案件から適用となる。開発局の総合評価落札方式における企業の工事成績は、直近2ヵ年の平均点を採用。舗装を除き、一般土木、建築などの工種は全工種の平均点を評価している。舗装は、舗装のみの平均点を活用している。
22・23年度平均点の算出に当たっては、同局がホームページ等で公表しているデータを活用。各業者の本店所在地を開建管内別に整理するとともに、分布状況を1点刻みで集計した。
評定対象業者は663社で、27社減少した。開建管内別の平均点は、函館、旭川を除く8開建で上昇。平均点順にみると、網走の79.25点が最高で、室蘭の79.14点、小樽の79.02点などと続いた。
1点刻みの分布状況をみると、最多の「79点以上80点未満」に次いで、「78点以上79点未満」が30%に当たる199社に。「80点以上81点未満」は18.4%に当たる122社で、7.2ポイント上昇。「81点以上82点未満」は1.1%に当たる7社、「82点以上83点未満」は0.5%の3社だった。
一方、業務は、プロポーザルの選定段階、総合評価落札方式における業務成績評価基準に基づき、業種別に業務成績平均点の分布を集計した。
土木関係コンサルをみると、評定対象業者数は151社で、7社減少した。得点区分別にみると「77点以上80点未満」が最も多く95.4%で、144社が該当。「80点以上」は4.6%の7社となっている。
測量の評定対象業者は162社で、10社減少。「77点以上80点未満」が最多で77.2%、125社が該当した。「74点以上77点未満」は22.2%、36社だった。
業種ごとの2ヵ年平均点をみると、土木関係コンサルは0.1点上回る78.65点、測量は0.15点上回る77.37点、地質調査は0.3点上回る78.22点などとなった。
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