河川・道路中心に２０３件／札幌第４地方合同庁舎Ⅱ期も／ＰＰＩで中長期発注見通し公表 － 開発局

　開発局は、ＰＰＩにおいて中長期発注見通しを公表した。河川、道路部門を中心に２０３件の所管事業を掲載。直轄事業の事業計画等をベースとしながら、事業進捗率や次年度以降における事業展開などを示している。本年度新規事業化した本局営繕部所管の札幌第４地方合同庁舎Ⅱ期については、2026年度から３１年度にかけて設計、工事を進める見通しとなっている。
　中長期にわたる事業の見通しは、２０年１０月からＰＰＩにおいて公表しており、毎年５月に更新。四半期ごとの通常の発注見通しとは異なる形で情報を示している。
　公表内容は、２４年度直轄事業の事業計画等（当初）をもとに作成。全体事業費、全体事業規模、本年度事業費、本年度事業内容のほか、用地進捗率、事業進捗率などを盛り込んでいる。
　うち本局営繕部所管の札幌第４地方合同庁舎Ⅱ期に関しては、調査、検討を経て、２６年度から３１年度にかけて設計、工事を進める見込み。施設の構造規模はＳＲＣ造９階１万９１４３平方メートルで、全体事業費に約１２５億円を試算している。
　名寄税務署新営は、ＲＣ造＋木造２階１１１６平方メートルで計画。工事は２６年度から２ヵ年で進める方針だ。