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担い手育成・確保 札幌など5建管/地域の守り手は9建管設定/10建管の簡易型総合評価選択項目

2024/06/14付 DOTSU-NET NEWS
 全道10建管における簡易型総合評価落札方式の2024年度標準・選択項目がまとまった。地域独自評価項目をみると、担い手の育成・確保では、札幌、旭川、網走、帯広、釧路の5建管が設定。全タイプ共通の評価項目を追うと、札幌は人材育成、網走は管内における建設産業への普及・啓発と人材確保または育成、帯広は働き方改革の取組を評価する。地域の守り手確保については、稚内を除く9建管が独自評価項目を定めている。

 地域独自評価項目をみると、担い手の育成・確保は、札幌、旭川、網走、帯広、釧路の5建管が設定。札幌は人材育成への取組を全タイプで評価する。旭川はⅡ型と実績タイプで、所管工事を対象としたICTへの取組実績に得点を付与。網走は全タイプにおいて、管内における建設産業への普及・啓発の取組を加点する。
 帯広は、全タイプで働き方改革への取組を評価。Ⅰ型、Ⅰ型(専門)、Ⅱ型、Ⅱ型(専門)、技術力重視型、実績タイプ、実績タイプ(乙)では、若手技術者の育成・確保、技術職員総数の確保、次世代技術者への技術継承への取組、高齢者または女性技術者の継続雇用に得点を与える。
 地域の守り手は、稚内を除く9建管が独自評価項目を設定。主なものとして、室蘭はⅡ型、実績タイプ、実績タイプ(地域)で、過去5年間における緊急時の応急措置または公共施設の維持管理の実績を評価。帯広はⅠ型、Ⅰ型(専門)において、雇用環境への取組に加点。建設雇用優良事業所表彰の実績、通年雇用、奨学金に関する支援の取組を評価の対象としている。

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2024-06-13付 DOTSU-NET NEWS

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早期発注等 適切な活用 建管456件記録/農政部 週休2日100%達成/ミライ振興プラン事業の取組結果 - 道建設部

2024-06-12付 DOTSU-NET NEWS

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2024-06-11付 DOTSU-NET NEWS

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